桂花烏龍茶(けいかウーロン茶)

台湾烏龍茶をベースとした 桂花烏龍茶です。
桂花烏龍茶茶葉
「桂花」 とは キンモクセイ のことです。
青心烏龍種の烏龍茶に 天然のキンモクセイのつぼみを使って香りをつけた烏龍茶です。
キンモクセイの甘い香りが特徴的です。

青心烏龍種の桂花烏龍茶は2003年ころから、台湾北部のお茶の産地で目にすることが多くなりました。

茶湯から立ち上るキンモクセイの甘い香りは際立っていますが、飲むと烏龍茶のお味が強く、すっきりとした味わいです。

飲んだ後の茶盃からはほのかにキンモクセイの香りが感じられ、いつかの初秋を思い出すような懐かしい香りにほっとします。

茶殻

天然のキンモクセイで香りをつけた桂花烏龍茶は、大変手間をかけられて作られます。

不純物を取り除いたキンモクセイのつぼみと烏龍茶葉を層状に積み重ねると、茶と花の層は徐々に発酵し、熱を帯びます。
それを丁寧に混ぜ込んで、新鮮な空気を通すことで、茶葉にキンモクセイの香りを移していきます。

この作業を繰り返して、十分に香りが移った後に烏龍茶葉を乾燥させると、薫り高い桂花烏龍茶が出来上がります。
この作業には、およそ一晩かかります。

こうして手間ひまかけてつくられた桂花烏龍茶には、人工香料で香りつけした茶葉のようなしつこい香りはありません。
澄んだ秋空のようなすっきりとした味わいです。
油っこい料理を食べた後などにも良いです。

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桂花烏龍茶の煎れ方(入れ方・淹れ方)・飲み方

茶葉の量:茶壺の大きさにも寄りますが、茶壺の1/3程度。
平均的な大きさの茶壺(120〜200cc程度)の場合、約5〜7g程度。

湯温:95度〜100度

蒸らし時間:1煎目は30秒から1分程度。
2煎目以降はお好みによって少しずつ長くしていってください。

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